年間で200~300万円のコストダウンを実現
このシステムを導入したことにより、通勤費に関する業務の効率化と経費の削減の双方に成功しました。
従来、毎月本支社各1人の社員が3~4日ほどを費やしていた約1,000名の社員の通勤費管理業務が、現在では2~3時間で処理できるようになっています。
今ではデータの一括管理が可能になり、すべて手作業で作成していた複数の計算書が不要になった点や、給与システム経由による通勤費の会計システム連携が実現された点も、業務が大幅に削減された要因のひとつです。
振り込み業務に関しても、以前は通勤費担当者が銀行のオンラインシステムで振り込んでいたので、非常に大きな負担がかかっていました。
今では給与に加算して振り込めるので、事務的な負担がかなり削減されました。
また、旧システムでは、さまざまな制約からデータを扱える人間がごく限られていました。この新システムでは、簡単にデータを閲覧・更新できるため、複数名が担当し、適宜データの品質管理を行なうことが可能になりました。
コストの面では、給与と併せて振り込めるようになったため、通勤費を別途振り込んでいたときに発生していた手数料は、ゼロとなりました。業務効率化効果も含め、導入に伴うコストダウンは、年間で200~300万円になるでしょう。
導入コストは1年~1年半で回収できる計算になります。
使い勝手にも非常に満足しています。オービック様のシステムとの連携がスムーズです。
「駅すぱあと 通勤費Web」(旧:「通勤費管理システムVer.2」)は、社員コードを活用したCSVを使ってデータを管理していますが、これはオービック様の基幹システムも同じ。通勤費管理システムと基幹の給与システムを、あたかもひとつのシステムとして使っているような感覚で使いこなせています。