1. 人事/総務担当者は「人材にまつわる業務」に力を入れていきたいと思っているが、「多くの社員を対象とした管理/庶務業務」に手間と労力を費やしている
2. アナログな職場環境は業務を煩雑で非効率にする要因になっている
3. 業務のDX推進を行った半数以上が「月12時間以上の時間を削減できた」と回答
4. 業務のDX推進により「時間の削減」だけでなく、「業務の質の向上」や「コスト削減」など多角的メリットを感じている
「今後力を入れていきたい業務を教えてください(n=789 複数回答)」と聞いたところ、半数以上が「社員教育・人材育成」55.8%、「コスト削減」55.4%と回答し、次いで「採用」41.7%という回答でした。
人材にまつわる業務への関心の高さと同時に、無駄を省いて効率化を推進したいという側面もうかがえます。
「煩雑で時間を要している業務の要因として考えられるものを教えてください(n=789 複数回答)」と聞いたところ、「紙ベースの業務フロー」50.7%、「社員とのやり取りに時間が割かれる」50.2%、「ミス防止のチェック作業に時間が割かれる」49.7%という回答でした。
アナログな職場環境は業務を煩雑にし非効率にする要因になることがうかがえます。
「DX推進によって得られるメリットについてあてはまると思うものを教えてください(n=789 複数回答)」と聞いたところ、「正確性の向上(ミスが減る)」70.2%、「生産性・業務効率の向上」66.8%、「人件費削減」57.7%、という回答となりました。
DX推進によって「時間の削減」だけでなく、「業務の質の向上」や「コスト削減」など多角的なメリットを感じていることが分かりました。